仲介業者とは、正確には「不動産仲介業者」と呼ばれるものです。

家やマンションなどの不動産を売る「お手伝い」をしてくれる人のことです。

個人が家やマンションを売ろうとしても、不動産の専門知識や法律の知識が必要なので、とてもできるものではありません。

B子「うん。どうやって売ればいいのか、まったくわからない。」

そこで、お金（仲介手数料）を受け取る代わりに、不動産売却に関わる一切の業務を引き受けてくれるのが、仲介業者です。

大手では、「住友不動産」「三井不動産リアルティ」「東急リバブル」「ピタッットハウス」などが有名ですね。CMでもよく目にすると思います。

仲介業者は、「売主」と「買主」の間に入り、滞りなく物件の受け渡しができるようにサポートしてくれるというわけです。

この「売主」と「仲介業者」の間で交わされる契約のことを「媒介契約」といいます。

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B子「そうか。でも仲介手数料って何十万円もするんでしょう？そんな高いお金を払うんだったら、勉強して自分で売った方が得なんじゃないの？」

A先生「そう思うかもしれませんが、実際に家やマンションを売るというのは大変なことです。思っているよりもやるべきことは多いですし、面倒臭いことだらけですよ。」

B子「へー、そうなのか。じゃあ仲介業者は具体的にどんな手伝いをしてくれるの？」

A先生「ではこれから、仲介業者がお手伝いをしてくれることをわかりやすく説明していきましょう。」